女性のメタボと、体への悪影響

見た目の悪さだけでなく、健康への悪影響もあるメタボ

メタボリックシンドロームの名で知られる、内臓脂肪症候群。
メタボ体型というと、お腹周りにでっぷりと脂肪がついた中高年の男性を思い浮かべがちですが、もちろん女性でもメタボ体型になることはあります。

では、どのくらいから女性はメタボ体型と言われるようになるのでしょうか。
体へ与える悪影響とともに詳しく考えてみましょう。

サイズとしては、腹囲が90センチ以上。
これはウエストではなく、おへその上を測るようにすることが大切です。
ウエストは細めでもお腹周りは太いという女性が意外に多いと言われています。

このほかにも血液中の中性脂肪が150r/dL以上、HDLコレステロールの値が40 mg/dL未満であること、空腹時の血糖値が110r/dL以上であることなどが、女性のメタボの条件とされています。

メタボリックシンドロームになると、糖尿病や高血圧、高脂血症などの生活習慣病を引き起こすと言われています。
さらに、これらの症状が血管が詰まりやすい状態になった動脈硬化を誘発します。

日本人の死因はがん、心臓病、脳卒中が多いと言われていますが、動脈硬化はこのうちの2つ、心臓病と脳卒中の症状を急速に引き起こす原因となるのです。

例えば、同じように心臓病を起こす危険性を持っている人がいるとします。
その人がメタボ体型であれば、痩せている人よりも重篤な症状が起こるのが早いということになるのです。

最近では見た目が痩せているように見えてもお腹周りが太かったり、血液中の中性脂肪が高かったりする「隠れメタボ」の人も多いといいます。
30歳を過ぎたら、血液検査の結果もよくチェックして、自分がメタボになっていないか注意するようにしたいものです。